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採用条件「パソコンが使える人」に隠された罠

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■コミュニケーションがある人

■パソコンが使える人

■会社の雰囲気に合う人

人材募集する際に、よく見る「募集条件ベスト3!」というわけではないのですが、上記の3つのワードは“求める人物像”を語る際に、クライアイントからよく言われる条件です。先に言っておきますが、特にコレが悪いというわけではありません。ただコレ、そのまま求人広告に乗せちゃってたりしませんか??もし、コミュニケーション力がある人大歓迎!パソコンが使える人大歓迎!なんて使い方をしていたら、それって、思わぬところで応募率を下げている要因かもしれないんです。なぜなら、これをこのまま広告に盛り込むと求職者はこう受け取ってしまうんです。

コミュニケーションがある

【応募者の視点】→え?話上手?聞き上手?どうだろう。いたって普通の人間だしなぁ。。。…自信ないなぁ。

パソコンが使える

【応募者の視点】→使えるってどれくらい?普段パソコンは使うけど、あんまり難しいこと言われても困るなぁ…自信ないなぁ。

会社の雰囲気に合う

【応募者の視点】→どんな雰囲気なんだろう…わかんないなぁ…自信ないなぁ。

「そんなに深読みしないよ~」と思いますか?自分が求職者になったつもりで、求人広告を眺めてみてください。文字数の少ない求人広告ほど、いろいろな疑問が湧いてきませんか?応募者はアナタ(雇用側)の気持ち、雇用側の意図を100%汲み取ってはくれません。できるだけ具体的に、気持ちや条件を伝えること。それが重要となってきます。求職者は“疑問”が生れるだけで、応募への意欲がそがれます。それってモッタイナイと思いませんか?求職者のなかには、電話で問い合わせてくるような積極的な求職者もいますが、ほとんどの方は、もう怖くて応募できません。それなりにコミュニケーション力もあって、パソコンも使える。何より会社の雰囲気にも合う貴重な人材の“応募の機会”を奪っていたら…。そんな悲しいことはありません。では、どうすればよいのか。もう少し具体性を持たせていきましょう。

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求職者に優しい「具体性」のある広告

<例えば…>

●コミュニケーション力のある。

→「おはよう」「こんにちは」など、挨拶ができる程度なのか、それとも「接客業務の経験」レベルが必要か。
コピー例
「元気にいらっしゃいませ~」が言えればOK!

●パソコンが使える。

→キーボードを打てるくらいでいいのか?それとも、エクセルで簡単な数式が入力できる程度?使うソフトはどんなソフトか。

コピー例
エクセルを開いて、数字を入力するだけの簡単な作業です。

●会社の雰囲気に会う人。

→「経営者」の思想や考えに近い人材か。それとも現場に馴染める人か?現場とはそもそもどんな雰囲気の会社なのか。

コピー例
チームで仕事をしますので、協力し合いながら作業を進められる方、歓迎!

ポイントは応募者に「?」を思わせないこと!

求職者にわかりやすく、優しく広告を作ろうとすれば、自然と広告に盛り込む内容にも具体性が増してきます。ここで重要なことは具体的に決めることです。求職者に無駄な不安感を与えずに、きちんと条件を提示することが肝心です。

応募者の視点に立って、少しでも疑問に思うことは解消する!ことを心がけて下さい。ふわふわしててよくわからないような情報は、結果的には応募者を逃します。「当社は○○ができる方を望んでいます」とアピールすることで、情報誌として側面としては完璧です。それだけで、応募者へのアピール材料となる場合もあります。こんなこと書いたら、求職者が逃げるのでは?なんて思ってしまう内容もあるかもしれません。同業他社と比較し、ついつい見栄を張ったり、あまり魅力的でないことは隠そうとしてしまいがちです。でもそれは絶対にダメです。

本当は残業があるのに、それを一切書かずに選考して内定を出して、その入社後に残業を知った採用者はどうなるでしょうか。答えは簡単です。離職してしまうのです。応募したくない求職者を無理やり選考に乗せても、やがて離職に繋がります。会社の等身大の姿をきちんと知って、それで応募してこない求職者ははじめから選考しない事がもっともコストのかからない選択です。

実はこの考え方は広告の世界では「ペルソナ(ターゲット設定)」と呼びます。実際のターゲット設定はもっと深く掘り下げながら、ターゲットの行動パターンまで設定し、その人物が普段見るであろう場所に広告を出したり、その人物の心に一番届くキャッチコピーを考えたりするのですが、なかなかそこまで考えていくのは大変でしょう。まずは、今回の内容くらいのことから、一度自社の求人広告を見直してはいかがでしょうか。やるとやらないでは結果が大きく変わってきますよ。求職者に優しい広告を作ることは、結果として下記のような大きなメリットに繋がっていきます。

■欲しい人材の応募率が上がる

■採用ミスマッチが減る

■定着率が上がる

■採用コストの削減に繋がる

どうですか?かなりの大きな恩恵が待っていると思います。ぜひ、自社の求人広告を見直してみてください。

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