脱プロ任せ!応募人数=広告費からの脱却を急げ!

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ぜんぜん!まったく!採用成功しない!

そう感じてませんか?何が採用のプロだよ、まったく。なんて人も中にはいるのではないでしょうか。少子高齢化や年功序列の衰退で、採用難という言葉も日常的に耳にする。書店へ行けば、採用に関する書籍も増えた。でも結局、どうしたらいいのか。誰もそれも、言ってることは、まぁまぁ理解できるけれど、実際に自分たちの採用の現場で、どう活かしていいのかわからない。

実践的じゃない!そう思う方もいるでしょう。

日本の「採用」は厳しい時代に突入した…というけれど

私のように人材サービス業界に関わっていない方でも、自社の採用に厳しさを感じている方は多いと思います。なかなか集まらないアルバイト、定着しない若手社員、次々に辞めていく同僚たち。転職が当たり前の時代になったとはいえ、日本の中小企業の現場では、繰り返される入社退社の波に、人事や経営者だけでなく現場も疲弊しているのではないでしょうか。

少子高齢化の波がついにやってきたか…と、居酒屋でなんともいえない不安に包まれて、いつもより酔いが回るなんて経営者もおられるでしょう。何を知った風なことを!…と、お叱りを受けそうですが、少子高齢化や先行き不安な経済情勢の昨今では、より企業は優秀な人材を獲得したいと奔走していると思います。

でもね、これってなにも今に始まったことではないんです。いつの時代も、人事担当者や経営者にとって「採用」は悩みの種です。良い人材と出会いたい。それは景気が悪かろうが、良かろうが変わらない想いです。そして好景気だろうが、不景気だろうが、採用で失敗する会社はずっと失敗しています。ただ、不景気の時はそのリスクが少し高まるだけなのです。

 

なぜ、最近応募が少ないのか

なぜ、採用してもすぐ辞めてしまうのか

なぜ、採用したい人がいないのか

 

特に今現在、多くの人事担当者のみなさんや経営者の方々が悩んでいる項目はだいたいこの3つでしょう。人材は人財である。企業の生命線である重要な基盤である。などと、誰もが語ってきた話だとは思いますが、まさに今、人材不足が企業の生命線として経営に大きな影響を及ぼしています。上の3つの課題、これを解決しない事には一歩も前に進めない。そんな状況です。ついには、お店の閉店を余儀なくされたり、事業の縮小を決定したり、人材不足の影響は徐々に出始めています。

採用が厳しくなればなるほど、人材に関するサービスが増えていきます。 最近では「採用」に関する書籍や講習会も増えてきました。求人メディアの数も爆発的に増え、いわゆる大手求人メディアといわれる比較的規模のあるメディアだけでも100媒体を超えています。

「採用」という分野について、独自に構築した採用論を説く採用コンサルタントや、メディア営業として自社の人材サービスの有効性を語る営業マン。また、自社の採用成功の手法を本にまとめる経営者も多くいます。労務管理の視点から採用を説く社労士さんも最近では増えました。採用は企業にとって、経営に直結する重要項目のひとつであることは誰もが知っていますし、だからこそ、たくさんの「採用のプロ」がウジャウジャいることでしょう。

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避けては通れぬ!任せる採用からの脱却!

採用の基本的な考え方について、語れるプロは実際には少ないです。なぜかというと、直接的に売上に結び付かないからです。多くの採用のプロは、できるだけ早く商品なりサービスを売ることで、利益を得たいと考えます。ノウハウを売るコンサルティングも同じです。考えるより前に、結果を求めてきた雇用側にも責任はあります。採用は専門的で難しい側面がまぁまぁあります。そうなるとそれをイチから学んでいくのも、結構大変です。基本的な考え方を学ぶだけでも、それなりの研修になってしまいます。だったら、プロにお任せして結果(応募効果)だけを金で買おう。そんな流れが長く続いたことで、考える力が失われていったことも事実です。

しかし、これからの時代は違います。企業が直接的に自社のホームページやSNSを使って採用募集を発信する機会も増えました。求人メディアを使った採用募集の他に、自社メディアを使っての採用も今後ますます増えていくことでしょう。そうなれば、もちろんそれすべてをまるっと全部お任せの「採用のプロ」なんてビジネスも出てくるでしょうが(実際にあります)、しかし、人事として経営者として、採用を学ぶことは避けては通れなくなります。せめて基本的な考え方だけでも知っておくと、良い採用のプロと悪い採用のプロの見分けもできると思います。

応募効果=採用広告費になってませんか?

何を持って採用成功なのか。内定なのか、入社なのか。入社しても3日で辞めてしまっては意味がない。では、入社して1年経てば?それが成功か。いやいや、何の成果も上げられないお荷物社員になってしまっては意味がない。

さて、採用成功とは何か。なかなか判断が難しいわけ。だから、採用を学ぶことにちょっと億劫さを感じてしまうかもしれません。しかし、基本を学ぶだけでも十分です。今まで使っていた様々な人材サービスを見る視点も変わり、見抜く眼も育まれます。みなさんそれぞれの自社の採用力を高めることが、このブログの目的はありますが、その前に、採用のプロを見抜く眼を鍛えることを最初の一歩に据えてもいいでしょう。

人材サービス業界も様々なサービスを構築しています。応募保証型のサービスもあれば、入社後の新人研修やその後のマネジメント研修を提供したり、そもそも採用すべき人材論をレクチャーしたり、とにかく応募数を上げる為に、大きな広告枠を提案する営業もいます。ですが、実際には中小企業の多くは採用に成功していません。そもそも「採用」とはどういう考え方で行えば良いのか。あれもダメならこれで、そんな実験的な模索ではなく、ゼロベースで採用を考えていく力。それを鍛えていくのがこれからの採用です。

自分たちの力で採用を成功していく。プロにお任せするのではなく、自分たちの力でプロを厳選し利用して採用成功していく。それが今後の採用に必要な考え方になってくるでしょう。ただハローワークに求人票を出すだけでは、求人広告に予算の範囲で広告をだしても、思うような採用成功を手にできない。そんな時代です。

人材を採用するときに必ず考えなければならない「採用の原点」ともいえる、採用の考え方を学びながら、その考え方のベースを持って、今ある人材サービスや求人メディアを見直せば、おそらく多くの視点を持つことができるでしょう。採用成功の土台として、このブログがお役にたてればと思います。

 

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