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これだけでOK!キャッチコピーの極意《求人広告の作り方》

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私の立ち位置は、採用成功に繋がる実践とか実行ですから、おのずと「即効性」「実効性」にこだわった内容になっていきます。なので、直接的なノウハウやら採用手法の話が多くはなってくるんです。ただ、本音でいえば、もっと本質的な採用の考え方についても触れたいと思っています。

例えば「絵を上手く描くにはどうしたらいいか」なんて話でいえば、いきなり絵を上手に描く方法を教えるのもいいのですが、やはり「なぜ絵を描くのか」「なぜ上手くなりたいのか」なんて本質的な話からすすめたいのです。たぶん、そっちの方が本当は健全なんです。絵をなぜ描くのかよくわからない相手に教えるよりも「おお!俺は上手くなりたい!」と超意欲的な相手に上手く描くコツを教えた方が、やりやすいし結果も大きいはずです。つまりは動機づけとか気づきとか、そんなところも大切にしたいんです。

ところが、採用ノウハウの話って、よっぽど困ってからでないと来ないんですよ。まぁまぁ少しは困ってるかな…なんて人はあんまり相談しに来ない。もう半年とか1年とか反響なくて、心底困ってる企業の担当者が目を充血させながら、相談に来るもんだから「考え方の考え方」なんて流暢なこと言ってられないんです(笑)

だから、すぐわかる!すぐできる!そんなツール制作に邁進しているところでございます。

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人事担当者がキャッチコピーを考える時代

とはいえ、やはり本質的な動機付けは大切です。だから、私の講座などでは「採用に対する考え方」または「考え方の考え方」なんて視点も大事にしています。

特にキャッチコピーの作り方の話になると、小手先の手法をいくら覚えても、本質的な部分をちゃんと掴んでいないと上手くは書けません。広告の世界ではコンセプトワークとかペルソナとかそういう話なんですが、これがまぁ、本質を捉えないと先に進まないわけです。

つまり、自分で頑張って自社の求人のコピーを書こうと思っても、なかなか難しい。見よう見まねでやってみて、たまに効果が出て「私才能あるかも」なんて思ったりもするんだけど、なかなか継続的な話になるとアイデアが詰まってくるわけです。

いよいよ本格的に、人事担当者が求人広告のキャッチコピーを考える時代になってきました。求人メディアの中には専用管理画面を発行し、募集企業側で採用を完結させるスタイルのメディアも増えてきました。そんなわけで、求人広告の作り方について人事担当者や経営者の方々と話をしていくと、必ずキャッチコピーの作り方の話にぶつかります。

やっぱりみんな、すごいキャッチコピーを書きたいと思ってる。でも、すごいキャッチコピーをどうやって書いていいかわからない。僕も素人相手にいきなりどう教えたらいいのかわからない。「おまえさん方は素人だから、広告の勉強してから出直してこい」なんて言ったらみんな残念そうな顔をするし、たまに怒りだす人もいたりいなかったり。そして何より僕もかなしい。キャッチコピーについてはやはりプロにお任せして……、なんて終わり方にしてしまうのはしのびない。

そんなわけで、考えて考えて、考えぬいた結果、求人広告において「最高のキャッチコピーを作るために必要なこと」をひと言で表してみました。

それが冒頭の一文です。今日はそんなお話です。

最高のキャッチコピーは日常会話にある

キャッチコピーの手法はたくさんあります。訴えかけるコピーや数字を駆使したロジック型のコピー、コレは一本取られた!なんてものもある。文法だって、倒置法とか誇張法とか反復法とか、まぁいろいろあるわけです。

そーゆー広告論を勉強して、キャッチコピーをひたすら書きまくって100本とか200本くらい書いて、ようやく1本の光り輝くキャッチコピーが生まれるわけです。

でも、採用責任者は人事の仕事が手一杯でそんなにやってる時間ありません。

そこで、私セキネが皆さんのキャッチコピーライフをたったひと言で劇的に変える方法を考えました。

それがコチラです。

《セキネ式 キャッチコピーの考え方》

アナタは今、居酒屋で友だちと飲んでいます。その友人はとても優秀で考え方も合うので、自分の会社にリクルーティングしようと思ったとしましょう。

その友人にあなたはこう言います。

ウチの会社さ… NEW STAFF大募集!経験者大歓迎!

どうですか?なんか変ですよね。

友人の誘い文句で「経験者大歓迎!」なんて言い方は普通はしません。

これが今、求人広告で起こっている反響のないキャッチコピーたちなんです。

もし私が友人を誘うなら

ウチの会社さ…業界経験のあるヤツが応募してくるんだよ。

とか

ウチの会社さ…いろいろ話聞いてると、業界経験があると働きやすい会社らしいんだ。

なんて会話になります。

つまりこういうことです。

【キャッチコピー例】

[1] ここだけの話…、同業他社からの転職組が多いんです。
[2] 業界経験者が当社に転職してくる理由があるんです。

これがキャッチコピーなんです。

同業界からの転職話なんて、例としては何だかキナ臭い話で申し訳ないので、もうひとつ例をあげると、

もしよかったらウチで働かないか?学生さん、フリーター、主婦までみんな大歓迎!

って言いますか?

普通の誘い文句なら

もしよかったらウチで働かないか?ぜひ君に来て欲しいんだ!

となるはずなんです。

でも、なぜか求人広告になると「学生さん、フリーター、主婦までみんな大歓迎!」って使っちゃうんですよね。

この視点、つまり

これを意識してキャッチコピーを考えてみてください。

友達と話してる時に「使う言葉」かどうか。

キャッチコピーの書き方理論は、本屋に行けばたくさん出版されています。目から鱗の手法がたくさん見つかるでしょう。ただ、時間がなくてなかなかそこまで学んでいられない!ということなら、ぜひ試して欲しいと思います。

考えたコピーを読んだ時に「それは居酒屋で友人と話している時に使う言葉かどうか」を意識して読んでみてください。普段使わない言葉(つまり気取った言葉)をいくら並べても、求職者には届きません。

どうしてもキャッチコピーを書いていると、オシャレな言葉を書きたくなります。ちょっとエッジの効いた上手い!と思わせるコピーを書きたくなります。

昔のシャープのコピー「目の付けどころがシャープでしょ」がオシャレでカッコ良すぎて、僕も必死にそんなコピーを書きたいと思ってた時期がありました。

でも、コピーの本質を理解してないうちは、名コピーは生まれません。今回でいえば「友人を自分の会社に誘う時に使わない言葉」なんて、どれほど効力があるでしょうかってことです。

ぜひ、肩の力を抜いて、自分の会社に友人を誘うならどんな言葉を使うか考えてみてください。居酒屋で友人を誘う時の何気ないひとことが、実はとびっきりの誘い文句だったりするのです。

それがコピーの本質です。

広告だからと肩ひじ張らずに、普段の生活の中で自分が使っている言葉を意識すること。ポイントは「自分が友人をリクルーティングする時に発する言葉」です。

その友人はできる限り親友に近い人であればベストです。いつも本音で話せるような相手をリクルーティングするなら、どんな言葉で会社の魅力を伝えるか。

ぜひ考えてみてください。

それが求人広告におけるキャッチコピーの極意です。

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