パチンっ!会社で爪を切る上司は部下の全信頼を(心理的に)失っている

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そんな人いるの?会社で爪切り?なんて思ったアナタ!

たぶんアナタは恵まれている側の会社員です。もしかしたら、噂の大都会の高層タワーオフィスで働く、ハイクラス会社員ではありませんか?一部の恵まれた階層の人間のみが、味わえるという、オシャレな社員食堂が無料で使えるスーパー会社員なのではないでしょうか。

そうです、きっとそうなんです(涙)。

 

まぁ、そんなボヤキはこれくらいにして本題に戻します。

日本の多くの97%は中小企業といわれておりますが、そんなことを言われなくても、みなさんが働くほとんどの企業は多くても200人程の中小企業だと思います。そして、そんなアナタの会社には、まだまだ昭和のバブル時代から抜け出せない、中年世代の上司たちがたくさん生息しています。

そう、あえて悪い言い方をしております。あえて心の声を書きとめるならば、彼らは特に働きもせず、年功序列だかなんだかわかりませんが、それなりに高い役職手当を手にし、夕方くらいには「いってきま~す」といいながら、どこに行くのかもわからず、ホワイトボードにはNR(そのままお家に帰ります)の文字。

いまだ、エクセルも使えず、売上管理もザル勘定。勝手に関数を解除されないようにロックをかけておくと「このエクセル壊れた!!」とオフィスでわめき散らす始末。その割には、毎度「それエクセルで頂戴~」が口癖。

持論と経験でのみ生き、部下の論理的思考には聞く耳を持ちません。パワハラとセクハラの最前線を全力で満喫しながらも、自分には縁のない話だと本気で思っている。

そう、そんな上司たちです。(一旦小休止)

さて、そんな上司たちの日課は、自分のデスクでの爪切り。忙しくオフィスで働く社員たちの緊張をほぐすように、ふいに鳴り響く「パチンっ、パチンっ」の音。

 

正直最悪です。←主観

職場での爪切りはたった一回で「心理的」に嫌われる。

いつの時代も上司とは部下にうとまれるものです。

自分だけはそうじゃないと思っていても、いつの間にか、自分こそが典型的なダメな上司になりさがっているのです。ただ、とはいえ「たった一回」でフロア全ての社員に心理的に嫌われてしまうようなことになったら、それこそ、本意ではないでしょう。

 

「パチンっパチンっ」

 

フロアの自分のデスクで爪を切ったことがある中年の皆様。

もうすでに遅いかもしれませんが、いますぐにその行為は止めるべきです。

 

爪を切るという行為は、皆さんどんなタイミングで行いますか?

たいていは自宅で切ることが多い行為です。しかも「爪を切る」という気づきは、忙しい合間にねじ込む行為というよりも、風呂上がりや休日の昼下がりなど、リラックスしているタイミングで行うことが多い行為です。

実際、みなさんの周りではどうでしょうか。

簡単にいえば、心理的にはオンではなく、オフモードのプライベートタイムに行う行為なのです。

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中年上司にとって会社がリラックスできる場になっている。

オンかオフかと問われれば、会社はオンです。

それは20代の若者にとってはもうバリバリのオンタイムでしょう。

特に新社会人からすれば、オフィスはそれなりに緊張感の高い場所です。そこで爪を切るという行為は、もっともナンセンスに写ります。自覚せずとも、パチンという音が無意識化に深く響き、違和感を感じます。オンの空間でオフが行われれば当然のことです。仕事中にオフを持ちこむわけですから、仕事中にデスクで爪を切るのもポケモンGOをするのも変わりありません。

特に爪の手入れを重視する女性にとっては、目の前での行為は、空気の読めない行為そのものに写るかもしれません。

しっかりと挨拶し社会人としてのマナーを守り、ネクタイは緩めることなくしっかりと整える。クールビズなどもってのほか、半袖のシャツなどは認められぬ!そんなことを言ってる上司に限って、実はパチンっパチンっと詰め切ったりしているのです。

「実は、長年会社勤めしていると、妻や年頃の娘がいる自宅の緊張感よりも会社の方が羽を伸ばせるんです。」なんて本音があるとかないとか……そんな飲み屋でのグチ話もあるかもしれませんが、確実にオフィスでの爪切りは不快です。

それが厄介なのは、あの音です。

繰り返される音は心理的に届きやすいです。催眠術師が指をパチンと鳴らすのと同じです。

誰もが爪を切る音と言われれば、あのパチンという音を容易に想像できます。だからこそ、心に刻み込まれたオフのイメージが強く強調されます。会社という緊張感の高い場所で、リラックスムードの時に聞くあの音を聞かせられるということの違和感は不快そのものです。

例えるならば、クラシックのコンサート中に鳴る、携帯電話の電子音の不快感と同じです。

職場は自宅の延長ではないことを忘れずに。

同じ会社に長年勤めていると、もう自分の居場所としての慣れが勝ってしまい、ついつい自宅の延長のような気分になります。

会社全体がそういう穏やかな社風であるならば、何も問題はありません。

しかし、多くの場合は部下たちには、厳しく社会人としての緊張感をしっかり持つように、指導しているのではないでしょうか。部下には厳しく、自分はデスクで爪のお手入れ。それはあまりにも滑稽ですよ。

 

パチンっ!なんて音は会社には存在しない音。

 

この緊張感のなさは、周りに与える「あなたの仕事観」そのものです。

大事な商談や日頃の相談事、仕事の進め方など、上司として部下に頼られる機会はたくさんあります。しかし、つめ切りの不快感が、無意識にアナタという人間の評価を下げ、そして、いつの間にか「頼られない上司」へとポジションが決まっていきます。

会社とはチームです。チームには信頼が必要です。上司には上司たる尊敬や信頼が必要です。

今一度、自分の日常を振り返ってみてはいかがですか?

今からでも、決して遅くはありません。

 

会社では爪切りはしない!

爪は家で切る!

 

これ、絶対です!

 

※本日の記事は、少し趣向を変えてお届けいたしました。

 

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