「なぜ、面接に来ないんだ!?」面接キャンセルの“本当”の理由教えます!

あれ?13時から面接でしたよね、店長。

そうなんだよ、またドタキャンなのよ、まいったよ。

悲劇の言葉「バックれ」

アルバイト採用の現場では、昔からよく耳にする言葉。主に「応募者が面接に来ない」または「何も言わずにいきなり辞めてしまった…」といった悲しい事態に使われる言葉です(これって業界用語でも何でもない…?)。最近これ、本当に、本当に、本当に!多くなりました…(日本はどうしちゃったの!?)。

求人業界では今も昔も、一部の業種・職種については「バックれ」傾向が高いことはわかってます。私たち(メディア側)もそういった傾向を踏まえた上で、採用戦略を立てたりしているのですが、それでも最近多いと思いませんか?

特に最近の傾向として驚かれるのは

「受け答えも丁寧過ぎるほど、よくできて」いて
「しっかりと予定をすり合わせて、面接の日程を約束をしている」のに
なぜか、当日面接にやってこない…。

付け加えれば、前日に「明日よろしくお願いします」ってメールでやりとりしていたのに…。なぜか当日面接に来ない。

むしろ、いろんな意味で心配になっちゃうよ!!

「まぁ、アルバイトならよくあるよ」なんて、温かなまなざしだった、某店長さんも、最近のこの現状には若干顔が引きつり気味です。だって!だって!本当に約束をすっぽかすような子には見えないんですから!!!←落ち着け。

この「バックれ傾向」は現代の若者にとっては普通のことなのでしょうか。実は今、アルバイト領域にとどまらず、中途採用領域にまでこの傾向は表れ始めているんです。では、どうしたらいいか!?その解決に隠された“意外な糸口”とは!!データを交えながら、お届けします。

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知ってるようで実は知らない。面接キャンセルの“本当”の理由

応募者の面接キャンセル理由(某求人メディアによるアンケート調査)

<第1位>

応募した後で仕事内容への興味が薄れた。

<第2位>

他の仕事先に採用が決まった。

<第3位>

なんとなく面接に行くのが面倒になった。

<第4位>

応募した企業(店舗)からの連絡(対応)が遅かった。

<第5位>

当日、所用ができた為。

<第6位>

応募した企業(店舗)からの連絡(対応)が悪く気分を害した。

これは昨年、あるアルバイトメディアが調査した内容の一部です。上位6位までの半分が【応募後の対応】 が理由です。そしてもう半分が、応募者自身の【気持ちの変化】に関する内容です。

前日、友だちと飲んで二日酔いになってしまったか。当日、突然友人からの誘いで遊びに行っちゃったか。まんまと寝坊して、行くのがめんどくさくなったか。そもそも仕事を探してることすらすっかり忘れたか。

いえいえ
そんな想像はやめて下さい!!

アンケート結果をみると、ヤル気があるのかい!?と思ってしまう方もいるかもしれません(もちろん、急用ができてキャンセルということもありますのでご注意を)が、実は、この調査回答の裏側には【応募後の対応】と【気持ちの変化】との密接な関係がみえてきます。特に考えて頂きたいのが第2位の「他の仕事先に採用が決まった」という回答。

昨年1年間での、アルバイト求職者1人当たりの1回の平均応募件数は5~8件ほどと言われています。つまり、応募者にとっては面接のチャンスをそれだけ持とうとしてるといえます。しかし残念ながら、応募したすべての案件の面接を受けることはありません。なぜなら、応募者自身が書類選考で落ちるかもしれないという気持ちの中で、とりあえず「複数の会社」に応募しているからです。もちろん本命は用意しているかもしれません。ただ、正社員募集と違い、アルバイト募集であればそれほど熱心に仕事内容や会社について調べることは少なく、どちらかといえば【自分の望む条件にあった】ところをどれだけ【手軽に見つけられるか】がポイントとなります。書類で落とされることも踏まえてサクサク応募し、先に面接日程が決まったところから順に受けていきます。そして採用先が決まればそこで終了。

つまり、先着順。

重要なのは、同時に複数の企業に応募し、面接の日程を決めているという点です。「応募」というご縁を面接につなげる為には、応募後のスピーディな対応がとても重要なのです。当たり前の話かもしれませんが、ライバルは同じタイミングに応募した【他社】なのです。応募をするということは、条件面や仕事内容が自分に見合っていると判断している証です。あとは先に捕まえたモン勝ち!

応募が来たら、スグ返信!それだけでも採用率は大きく変わるでしょう。

応募後になんとなく応募先への気持ちが薄れていく。応募後になんとなく他の会社の方が魅力的に見えてきた。それらはすべて「応募後の対応次第」で大きく改善できます。逆に応募後の対応次第では、求職者の心を話してしまうこともあります。大切なのは「待ち」の姿勢ではなく、前のめりの採用を行っていくことです。

アナタの応募後の対応はいかがですか?

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