![7つの採用メソッド[3w4c]/channel「メディア選定」](https://honkino.com/wp-content/uploads/2017/03/170321.jpg)
しばらく更新が滞っておりました。
最近気づいたこと。自分でコンテンツを運営するようになって、面白い気づきだったのは、思うほどに人は情報を手にしない。ごくごく簡単にいえば「どんなに宣伝しても、まぁほとんどの人はその情報を見に行かない」ってことです。私のこのサイトもほとんどアクセスはありません(笑)。ちょっと同業界の人にはバレたくさないサイトだよなぁ~と思っていたくらいですが、バレるどころか宣伝しても見やしない。コンテンツとしての有益さや面白さがまだまだ足りないということでしょう。まだまだしばらくは細々と運営していきたいと思います。
さて、今日は求人メディアのメディア選定についてお話したいと思います。
星の数ほどある求人メディアから何を選ぶか
全国津々浦々~ご当地求人メディア特集!なんてことはしませんが、ホントに世の中いろいろな人材メディアがあります。業界の中にいる人間ですが、知らないメディアがいっぱいあります。日本では総合求人メディアと呼ばれる、アルバイトや中途採用などあらゆる雇用形態をカバーするメディア(だいたいは大手)がありますが、それですら、数十社以上のサービスが乱立しています。特定の業種や職種(看護師専門サイト・キャリア専門サイト)などに特化した専門サイトや地域に根差したローカルメディアなども合わせれば、日本全国に数百の上る求人メディアが存在します。また、新聞の求人欄のような広告枠として求人欄を設けているメディアもあるので、いたるところに求人の影は潜んでいるわけです。
さて、そんな中からいったいどんなメディアを選ぶべきか。ほとんどすべての求人業者は売りたいメディアを一番にオススメします。「○○○メディアがNo.1です」なんて平気でいいます。データだっていくらでも良く見せることはできます。だからデータを見せられても正直僕はあまり信用できません。このサイトでデータをほとんど使わないのはそのためです。
ある日会社に「お得なプランがあるのですが、御社の採用状況はいかがですか?」なんて電話がかかってきて「あぁ、そうそうちょうど募集をかけようかと思っていてね」なんて流れで求人業者を選定している。たまたま、出会った求人業者に見せられたデータやパンフレットの中から選んでしまっている。もし現状がそうなら、今日はちょっと考え直してもらいたい。
人材サービス会社の営業にとって、求人広告の販売方法はまさに宝探しです。日々、電話をかけ、飛び込みで訪問し“まさに今ちょうど求人をかけようかと思っていた”会社様と出会うまで、ひたすらに営業し続けます。
消去法で求人メディアを選ばない為に、今日はちょっと視点を変えるキッカケを掴みましょう。
視点が変わることで気づくこと
20代が欲しいから、若者向けのメディアを選ぼう。
若者向けのメディアって無数にあるな……。さて、何を基準に選んだものか。
ひとつは「ユーザー層が20代」であることがあげられます。あとは全体の有効ユーザー数が他メディアと比べて多いのか少ないのか。それとかけあわせてエリアの要素も重要です。いくら20代のユーザー数が多いメディアだからといって、そのほとんどが東京在住だった場合、地方の会社にとってメリットはあるでしょうか。地元の小さなフリーペーパーに広告を出稿した方が効果が高いかもしれません。
またユーザーにとっての利便性はどうでしょうか。20代の若者にとっては今やパソコンよりもスマホやタブレットです。パソコンよりもスマホでの応募入力がしやすい。スマホからのアクセス数が多い。そんな部分も重要な項目です。
大手メディアの中から一番有名な求人メディアを選ぶ。ではなく、欲しいターゲット層が一番多いメディアを探す。この視点だけでも、採用は大きく変わります。
ある有名メディア2つを比較してみましょう
これはとある有名求人メディアの、ある日の求人掲載件数です。
求人メディア<A>総掲載件数:44297件
求人メディア<B>総掲載件数:29901件
掲載件数で比較すると、Aのメディアの方が人気がありそうです。件数が多い分、ユーザー数も多い気がします。実際にちまたではAのメディアの方が認知度が高い媒体です。
さて、もっと詳しく見ていきましょう。
求人メディア<A>総掲載件数:44297件
★職種掲載件数ランキング
1位■販売 8424件
2位■フード 9965件
3位■ファッション・アパレル 5223件
4位■講師・インストラクター 4557件
5位■接客・サービス 1812件
求人メディア<B>総掲載件数:29901件
★職種掲載件数ランキング
1位■フード 3172件
2位■販売 2545件
3位■接客・サービス 2120件
4位■軽作業・ライン 1739件
5位■オフィス 1516件
例えば「接客・サービス業」の採用を考えているとしましょう。AとBのどちらの求人メディアの方が応募効果が期待できるでしょうか。
Aの場合「接客・サービス業」職種の件数は大きく下回っての5位。実のところ、1位2位だけで全体の41.5%も件数が占められています。つまりAの求人メディアは販売とフードが中心のメディアだということがわかります。これでは、いくら総件数が多くても求める人材には合致しない、と言えるかもしれません。
対するBは上位5位までを見るとAとさほど変わる印象はありません。しかし、1位2位の合算は全体の19%です。求人サイト全体の職種のバランス良さが見てとれます。ユーザーにとっては、様々な職種から可能性を探れる魅力的な総合求人サイトとして機能している証拠とも見て取れます。「接客・サービス」も全体の3位なので、サイト内でも人気の職種といえます。
総件数だけで判断すればAのメディアの方が人気度が高いといえます。しかし、求める人材の数でいえば、Bのメディアの方が反響が期待できるそうです。もっと細かく、エリアでのユーザー数は何人か。1広告あたりのPV数はどうか。など、比較する要素はいろいろありますが、ここでお伝えしたいのは、人気サイト=反響の期待値が高いサイトではないことです。
パンフレットや営業トークで判断せずに、自ら調べてみることも採用コストを抑え、採用成功へと導くコツです。
それでは今日はこの辺で。
