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まさかウチの会社が!?反響ゼロを生み出す[テンプレート求人」

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アルバイト探しや転職活動などで、誰もが一度は目にする「求人広告」。当ブログを読んで頂いているみなさんは、企業の人事担当者、あるいは経営者の方がほとんどでしょう。そうなると、他の一般的な会社員よりも、多くの求人広告に触れているわけですが、こんなことを思ったことありませんか?

「なんだかどれも同じような会社ばかりだなぁ…」

パラパラといろいろな会社の求人を眺めていて「なんだかどれも似たり寄ったりの会社ばかり…」と思った経験はないでしょうか。同じ業界で同じような仕事なら、自然と同じような内容になって当たり前だよね。なんて思ったアナタ。もしかしたら、取引している求人営業マンの代え時かもしれませんよ。

今日は求人広告のコピーライティングについて、ちょっと触れてみたいと思います。それではまず、今、世の中の求人広告のなかでよく目にする求人キャッチコピーをご覧いただきましょう。

「ガッツがあれば大丈夫!未経験者歓迎!」

「ヤル気のある人、大・大・大歓迎!」

「NEWスタッフ大募集!」

何が問題なの?って思いましたか?そう思ったアナタ!今すぐに求人業者を変えてください!(別に私でやってくれって営業じゃありませんよ笑)。これらのコピー、実は大問題なんです。

特に「NEWスタッフ大募集!」なんてのは一番酷いコピーです。決して書いて欲しくないコピーと言ってもいい。だってそうでしょう。そう思いませんか?

新しいスタッフが欲しいから求人メディアにお金出して載せてるんですよ。その求人メディアに出ている広告は全部NEWスタッフ大募集!なんです!

キャッチコピーとしての意味をまったく果たしていないんですよコレ!

ガッツのある人!というワードもなかなかのワードです。ガッツというちょっと重い言葉を用いながらも、未経験者大歓迎!という必死さ。いったいどんな仕事をさせられるのか恐怖ですよ。せっかくお金を払って広告出しているのに、これでは逆に誰も応募してきません。

ちなみにやる気のある人というフレーズについては、前に記事を書いておりますのでご参考までに。

◆やる気重視の採用なのにスグ辞める…。その悲劇を回避する4つの視点

やる気重視の採用なのにスグ辞める…。その悲劇を回避する4つの視点
毎日求人広告を作っていますが、よく聞く話のひとつに「最近の若者のやる気」話になります。私ももう30代も後半……、若者?といえばそうですが、中年といえばそれもそう。どちらにも良い顔をできる特権的年代です(笑) クライアント先では、だいたい 「この仕事はさ~、ガッツが...

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広く、浅く、誰にでも伝わる広告!なんて嘘です。

お金を払っているわりには、少ない文字数や小さな広告の枠内で、求人広告を掲載している。なんとか採用費を捻出しているのに、それなのに、なんだか伝わらないコピーばかりで、結局なかなか採用が決まらない。

誰にでも伝わるように、多くの人に呼び掛けているコピーのはずなのに…。毎週毎週、求人広告を掲載している現状。それってうちの会社!そう思ったのなら、その悪夢は今日で卒業しましょう。

「じゃぁ~どんなコピーならいいんだ!」という話の前に、少なくとも、同業他社が書いているコピーと同じ内容を書いてるだけでは、広告が薄まるだけです。広く浅く伝えることは、結果的にはほとんど誰にも伝わらないのと同じことです。やる気!ヤル気!って言ってるだけの広告は、いわゆるそういう広くて浅い広告です。誰にも伝わらず返事もきません。裏を返せば、何で同業他社も似たり寄ったりのコピー何だ!って話になりますが、それはもう明白ですね。

アナタの会社を担当する求人営業マンが、テンプレートの広告をそのまま貼って、そのまま掲載しているからです。つまり、手を抜いてるんです。せっかく高いお金を払って求人を掲載しているのに、中身はスカスカの広告ではいつまでの応募の電話はありません。せめて、求人広告ライターのところまで原稿制作依頼が来れば…と、いつも思います。でも、全ての求人原稿を求人ライターが制作しているわけではないのです。そのほとんどは担当営業マンが、コンセプトも何もなくテンプレート的に組み合わせて依頼した広告なのです。

「広告はラブレターだ!」

「広告はラブレターだ!」という話を耳にしたことはあるでしょうか。最近では広告業界に関わらない人でも知っていたりするので、何だか紹介しても「知ってるよソレ」なんて言われそうですが、何度聞いてもいいくらい大切な考え方なのでご紹介しますね。

広告は「誰に伝えるのか」という視点がとても重要です。不特定多数に伝える広告は効果がほとんどありません。ラブレターという表現にはなかなか的を得ています。ラブレターを書く時は、誰にでも書くわけではありませんよね。おそらくは、ある特定の人に向けて書くと思います。

求人広告も同じです。最終的に面接で合格するであろう、ある特定の人(将来の従業員)に向けて、その人の為だけにメッセージを書くのです。それが採用広告の大事なポイントです。

ちょっと例え話をしましょう。想像してみてください。「彼女が欲しいな~」と想いにふける。青春真っ盛りの男の子の話です。彼はとりあえず、こんなことを考えました。

クラスの全員の女子の下駄箱にラブレターを入れて、返事が来た子の中から、恋人候補を選ぼうかな…。とりあえずめんどくさいから同じ文面でいいや。

どう思います?

もし、本当にそんなことをしたら、おそらくクラス中の女子はドン引きです。なにアイツ!ってなります。実はこれが今、求人広告業界で平然とおこなわれていることだったりします。ここで問題な点は2つあります。一つは「全員に同じテンプレートでラブレターを書いている点」、二つ目は「全員に配った事実をクラス中に知れ渡っている点」です。

これって、求人広告で同じ内容の広告が多いなぁって現象と似てると思いません?

もし仮に、全員それぞれ文章を変えて「僕は○○さんの○○の部分がとても好きです」なんて書いていたら、少しは共感性が増すかもしれません。もし仮に、全員に配った事実がわからなければ、多少のテンプレートでも印象は変わったかもしれません。

しかし、残念ながら求人広告(求人メディア)は複数の広告が羅列する媒体です。ラブレター(求人広告)を出すことはクラス中(求職者中)がわかっている状態です。さらには“愛の言葉”のテンプレート感もバレバレなのです。これでは反響があるわけありません。

ではどうするか。

君にだけに伝わる、秘密のメッセージを書く。

想いの君だけがわかるコピー。他の人には一切わからない。その人にだけはわかる“愛のメッセージ”を書くのです。急になんだなんだ!難しい話だな!と思いましたか?いえいえ、難しいことはありません。この辺の話は、下記の2つの記事で触れていますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。

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とりあえず、今回お伝えしたかったことは、テンプレート広告は絶対に打ってはいけない!ということです。もう一度、自社の求人広告を確認してみてはいかがでしょうか。

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